2009-01-01から1年間の記事一覧

自然農、労働生産性

年度毎の単位収量/作業時間(モミの総収量/総作業時間) 年度 2002 2003 2004 2006 2007 2008 2009 kg/時間 0.37 0.51 0.78 0.85 0.99 0.96 1.09 年度毎の単位時間当たりの作付け稲の本数(稲の総本数/総作業時間) 年度 2002 2003 2004 2006 2007 2008 2009…

自然農、米の収量

2002年以降自然農で米作を継続しており、モミでのコメの収量の経年推移は下表のとおり。 米はヒノヒカリ、トヨサト、古代米(赤米、緑米)を合わせた総平均とした。 年度 2004 2005 2007 2008 2009 g/1株 37.5 39.8 44.0 55.2 52.1 植え付けは10本/1平方m(…

自然農、脱穀→唐箕→籾摺

脱穀 足踏み脱穀機、岐阜揖斐川の自然農仲間の紹介で入手出来た 木のドラムを足踏みで回転させて、ドラムに付けた山型の鉄線で籾を弾き飛ばすしくみ 稲束を渡す者と脱穀する者の二人作業 赤米はノゲで固まり、団子状になる。 唐箕、籾摺作業でも籾が流れず、…

1本植え,2本植えの株数比較

6月28日左2列は1本、右2列は2本植え 7月15日 既に1,2本植え共、ほぼ同じ生育 中の4,3列は1本植え、畦側2、1列は2本植えで収穫時に株数を比較した。 4列目 3列目 2列目 1列目 株数 22.6 23.7 26.0 27.7 2本植えが2%ほど株数が多い結果となっている。*1 但し…

自然農法、稲刈

2株(手で掴める太さ)ずつ、扇型に計6株で一束 刈り取った後は冬草が緑のじゅうたんになっている。 刈り取る度に多数(10匹ほど)のクモが逃げ出す。 ヒノヒカリの刈り株 緑米の切り株 稲架け 稲束を右2:左1、次の稲束を右1:左2の割合で架ける。 どの株にも…

収量の多い米

たわわに実った突然変異種の稲穂 自然農仲間から頂戴した初霜の突然変異種 1穂当たり200〜400粒と脅威的な収量になる。 切り株は直径13mmほどあり、重い穂を支える株は笹のように強靭である。 稲刈りで鎌で一度に刈れず、数度ジコジコと刈ることになる。(二…

自然農、稲穂(ヒノヒカリ)

9月21日 出穂は8月22日(種降ろし後139日) スズメ対策に釣り糸を9月9日に張った。 10月23日 稲刈り開始日(種降ろし後172日) 穂先の2/3が枯れた頃に刈り取る。

自然農、古代米(緑米、赤米)の穂

素晴らしいです!見事です! 9月9日 9月11日 9月18日 9月23日 10月5日 10月23日 緑米(緑万葉) 緑米は穂の垂れ始めが光沢もあって最高にキレイ! 9月13日 9月15日 9月18日 9月30日 10月5日 10月19日 10月19日 10月23日 赤米(神丹穂) 赤米は垂直に伸びきっ…

自然農、稲穂

9月10日 稲の花 10月21日 トヨサトの実り

自然農、黒米の生命力

黒米の穂 台風で倒れた黒米 倒れた籾から根が出てきた スズメに食べられた穂 黒米のこの品種は早生で丈が高い。 台風で倒れたが、地面に付いた籾からすぐに根が出てきた。 スズメに食べられた穂はすぐに下側の節から穂を発生させて短期間に成熟したモミを作…

稲株、稲丈の推移

稲株の増加推移(2本の平均) 月日 6月20日 6月30日 7月10日 7月20日 7月30日 8月10日 8月20日 8月30日 10月1日 トヨサト 1 3 5 8 17 19 19 17 15 赤米 1 2 5 8 18 25 26 24 20 緑米 1 2 5 11 22 30 34 32 23 最高分ケツ期を過ぎると、穂に養分を摂られて一部…

自然農、モグラ対策の彼岸花

畦に咲いた彼岸花*1 球根を植えて4年目からモグラの穴がなくなった。 古代米と彼岸花・・・花と稲穂がとても綺麗です。 *1:彼岸花の球根はモグラが嫌がって避ける物質を含むそうです

害になる水草?

7月17日 藻の発生 9月4日浮草 藻や浮草は太陽熱の吸収を阻害するようだ 冬草、夏草を生かしたままなら発生しないかも?除草・水管理とのバランスが大事。

水草

コナギは水を浄化すると考えている。 コナギの花 イボクサの花(草取り後の残り)

自然農、緑米アップ写真(3株の定点写真)

6月26日 7月5日 7月11日 7月26日 8月12日 8月23日 9月4日 9月18日 一本植えだが、太い株では40株ほどに分ケツする。

赤米・緑米の生育推移

7月10日 7月14日 7月20日 7月28日 8月5日 8月12日 8月16日 8月25日

茎の中の幼い穂

8月30日 トヨサトの茎の中では幼穂が育っている

自然農、ノゲの長い穂が発生

ノゲの長い穂が突然発生した。 赤米の花と交配したのか?他の稲ではこのような発生を発見していない。

自然農、観賞用の稲

突然綺麗に斑入りの稲が発生した。 観賞用に増やそうと翌年の種籾に使ったが、斑入りは発生しなかった。

自然農、田んぼの生き物

田植え頃には、もうザリガニが出没する ザリガニは穴を掘り住処としている キジ「ケンケン」と啼いて近くまで来る セキレイ、虫がいると思って近づいてくる おたまじゃくし、初夏はカエルの大合唱 糸トンボのカップル バッタ カマキリの子供

稲の病気

8月12日 8月14日 2009年8月12日 12日迄長期間雨天が続き、畦の雑草を刈ったら雑草で覆われた個所にいもち病が発生していた。 8月14日(2日後)、いもち病は進行しないでその後は消滅していった。さすが自然農は強い!

稲の根の成長記録(トヨサト)

6月22日(田植え後3日目) 6月25日 7月4日 7月16日根の成長推移表*1 月日 6月22日 6月25日 6月28日 7月4日 7月16日 根の長さ 52 97 130 153 167 6月19日に植えた。 根は田植え後すぐに急激に成長を始めている。 8月10日頃には毛根の多い根の成長は止まり、…

自然農、無農薬(年々減少する雑草)

2003年(2002年自然農開始) 2004年 2006年 2007年 2009年7月11日 草取り前 草取り後 雑草は田植え後の初期には苗の生育を阻害するので、全面を2〜3回草取りをする。 夏草が年々減少傾向にある。 冬草の増加(日陰の為、夏草の芽出しを阻害)、夏草の種の減…

自然農、カルガモ農法?(鴨が飛来する)

自然農の田んぼには野鴨が集まる ㊧写真、田植えの終わるのを待っていた2羽の鴨 鴨は仲間を呼ぶようで、その後どんどん増えて最多で23羽を数えた。 自然農の田んぼにはオタマジャクシやカエル等の餌が多いから来るのだろう。 通行人に眺めていただこうと看板…

米作 川口自然農園の田植え後の苗

田植え後の苗の立派なことに驚嘆します。 こんな苗を作りたい!よし、Try挑戦だ!

自然農、苗の分ケツ

試しに全株を同じ方向に田植えした・・扇形の分ケツが横方向に見事に揃っています。 苗の初期は7〜8株まで扇型に分ケツする。その後縦方向に分ケツが始まる。

自然農、稲の生育(田植え前に冬草を刈る)

田植え直後 6月19日(田植え3日後) 6月23日 6月27日 所々に散見される油の浮遊物は微小動物死骸から発生する。 7月2日 7月5日 冬草を刈って田植えした個所は湛水後、暫く経過すると腐敗臭がし始める。 田んぼの水を抜いたり入れたりの水管理が大切。

自然農、稲の成長(冬草を生かしたままで田植え)

6月19日(田植え3日後) 6月23日 6月27日 7月1日 7月4日 7月6日 田植え後1週間ほどは冬草の間で苗がしっかり見えないし、冬草が動くと苗が緩むので田んぼに入れない。 田植え後10日ほど経つと冬草も水中に落ち着く。苗の修正、差し苗が出来るようになる。

苗代跡に田植えする

苗代の苗採取後の跡 畦で刈った枯れ草を苗代跡に敷いた 裸地を枯草で覆って日光を遮断して夏草の生えるのを妨ぐ。 苗代部分は低くなるので、枯草を敷いて腐葉土層を形成させる。 苗代跡の田植え完了

自然農、田植え

苗を入れる穴をあける 苗を入れる。深からず、浅からず。 苗の条間は40cm(草取り作業が出来る幅)、株間は25cm(収量を勘案して) 稲の分ケツは茎の最下部なので、深植えすると分ケツを阻害する。 浅すぎると水を張ったらプカプカ浮いたり、風で倒される。 …